豆知識

皮肉はなぜ皮と肉なのか?その語源について調べてみました!(豆知識)

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相手に遠回しに核心をつくようなことを言ったり、嫌がることを言う行為は「皮肉」と呼ばれます。
なるべくなら言われたくない皮肉ですが、漢字だけ見るとなぜ「皮肉」と書くのかいまいちピンときません。
そこでなぜ「皮肉」という言葉が使われるようになったのか。その語源について調べてみました。

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皮肉は曖昧で遠回しな表現

批判や悪口は直接言ってくれた方が誤解や反論もしやすいのですが、世の中そのような人ばかりではありません。
曖昧な表現や陰湿な方法で批判をしてくる人が使ってくるのが「皮肉」です。
皮肉を言う人は相手に直接悪口を言うのではなく、言い回しを変えて間接的に悪口ととられるような言葉を使います。

例えば、ある会社にコネ入社が疑われている社員がおり、その人に対して「お前はいいよなあ、会社の上層部に知り合いがいて」というのは皮肉です。

この発言は直接的には口調も穏やかであまり悪口に聞こえないものの、コネ入社の社員に対する嫉妬や「お前のことを認めていない」といった気持ちが隠されています。
皮肉とは、何事に対してもあまり直接的な発言を好まず、本音と建前を使い分け、曖昧さの中に本心を隠す日本人の感情に合った言葉なのかもしれません。

皮肉の語源は皮肉骨髄

日本人が好みそうな言い回しの皮肉ですが、その語源は日本ではなく仏教用語として使われる「皮肉骨髄」という言葉からきているようです。

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「皮肉骨髄」とは中国に禅宗を広めた達磨大師が残した逸話とされ、それぞれの漢字が弟子の修行における習熟度をさしています。
達磨大師は自身の教えを弟子たちがどれくらい理解しているのかを「皮」「肉」「骨」「髄」の4段階で評価しました。
「我が皮を得たり」「我が肉を得たり」など達磨大師の教えに対してどれほど理解をしているのかを弟子ごとに伝え、「骨」を得る者はより習熟した者であり、「髄」を得る者は達磨大師の教えをさらに深く理解している者と評価しました。

まとめ

現代で使われている「皮肉」と言う言葉は「皮肉骨髄」のエピソードが語源となっています。
達磨大師の教えで言うところの「皮」や「肉」は評価からするとまだまだ本質には程遠い、浅い理解でしかありません。

このことから「うわべだけ取り繕っているものの、実質的には相手のことを非難している言葉」という意味で「皮肉」という言葉が使われるようになったのです。

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