だれでも一度は口内炎になったことがあると思います。
ほんの小さい出来物なのに、その辛さといったら言葉になりません。
食事の時や、喋る時、しみて痛んだりして、なかなか厄介な症状です。
直径わずか数ミリ~1センチ程度なのに、とても気になります。
悪化すると、激痛が走ったり、集中力が低下して、仕事にならないこともあります。
だいたい、7日~14日間程度で治りますが、この間は、痛みが継続するため、非常に不快です。
今回の記事では、口内炎を短期間で治す方法を調べて書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
口内炎を最短で治すにはレーザー治療!!
レーザー治療(レーザー光を利用して、アフタ部分を焼く方法)は「歯科」で治療を受けることができます。
個人差があるとは思いますが、一般的には1日から数日程度で効果が出ます。
個人の歯科医ではレーザー治療ができないところもあり料金は500円から3000円とまちまちです。、
なので、いきなり歯科医に行くのではなく事前に電話して問い合わせることをオススメします。
予約も必要ですから問い合わせの際に
口内炎のレーザー治療ができるかどうか?
料金はいくらくらいかかるか?
を聞いたほうが良いです。
レーザー治療の良い点
レーザー治療の特徴は、「痛みが少ない」、「殺菌・消毒作用がある」、「治りが早い」などです。同じ部位への再発もなくなります。
レーザー治療の悪い点
レーザー治療で口内炎自体はすぐに治りますが、レーザーで焼く事で傷が残りますので数日は痛いです。
できるだけ早く口内炎を治す10の方法!!
レーザー治療が最も早く治す方法でおすすめですが
歯科医は敷居が高い
通院の時間が取れない
という方も多いと思います。
そこで、できるだけ早く口内炎を治す10の方法!!を紹介します。
この記事では口内炎の治療方法と口内炎の民間療法を詳しく紹介しています。
1)硝酸銀を利用して、アフタ部分を焼く方法。
一昔前は主流の治療法でしたが、毒性のある硝酸銀を使用することで症状を悪化させてしまうことがあることから、現在では殆どの場合使用されません。
しかし、一番カンタンで効果の高い方法でした。
10年ほど前には、耳鼻咽喉科でよく治療してもらいました
2)レーザー光を利用して、アフタ部分を焼く方法。
一章で詳しく紹介しています。
3)ビタミン剤 不足しているビタミンを内服する。
主にビタミンA(ベータカロチン)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE等を含有。
コエンザイムQ10を含むサプリもオススメ
4)軟膏 ステロイドを含む軟膏(ステロイド剤)を患部に塗布する
方法。物理的刺激から軟膏で保護する。
5)口内炎に貼るパッチなどがある。
これらの治療のうち、市販薬として入手可能なのは、3)番以降です。
口内炎の民間療法
ネットで検索して調べてみました。
6)うがいぐすりでよくうがいする。
7)泡状のハンドソープを直接塗る。
8)液体プロポリス 蜂蜜を直接塗る。(少し痛いです。)
9)ウイスキー等アルコールでうがい。(少しもったいないかな?)
10)オブラートを口内炎の大きさでカットして貼る。(パッチに近い効果があるかも)
口内炎の基礎知識
順番が逆になりましたが「口内炎の基礎知識」を紹介します。
そもそも、口内炎とは?
口内炎とは、口の中の粘膜に起こる炎症です。
白い膜状のものができ、触ると痛みがあったり、ただれて赤くなったりします。
さらに、再発することもよくあるため、人によっては、年中、口内炎に悩まされる場合もあります。
通常、噛んだりした物理的な刺激による場合と、全身症状の一症状として現れます。
後者の場合、風邪や気管支炎、肺炎、ジフテリア、結核などの感染症や、がん、白血病、血液疾患、糖尿病などの代謝異常がある場合も考えられます。
口内炎が頻発する方は、上記の様な病気がないか、一度、医療機関で診察してもらうと良いでしょう。
しかし、ほとんどは、体質と疲れやストレス、不規則な生活習慣や、偏った食事などが原因で体力が低下するのが原因と言われております。
口内炎の種類
口内炎は、その発症内容により、以下の種類に分けられます。
アフタ性口内炎
原因は不明。最も一般的なもの。表面が白く周囲が赤い潰瘍になる。(円形やだ円形で中央部が浅く窪む)が、1~数個できる。
カタル性口内炎
自分の歯で粘膜を傷つけたり、歯列矯正装置や入れ歯が当たることが原因。赤く炎症を起こす。
ウイルス性口内炎
ヘルペスウイルスなどが原因。唇や口の中の粘膜に小さな水疱が出来て、破れてびらん、潰瘍になる。
口腔カンジダ症
カビ(真菌)の一種のカンジダ菌が増殖(疲労などによる免疫力低下による)することが原因。口の中に白い苔状のものが出来て、放っておくと口全体に広がる。
口内炎の原因と対処法
口内炎の原因は、その種類毎に異なります。
なので、原因の判っているものは、専門医に、ご相談下さい。
アフタ性口内炎については原因不明となっております。
これは、いつの間にか出来ている、つまり、気がつくと口の中に、ポッカリ穴が開いており、痛む状態になっていることが多いです。
一番多いのが、多分、ほおや唇の内側などを、知らず知らずのうちに噛んでしまったりすること。
他に、鋭利な食べ物で口の中を傷つけてしまう、または、熱い食べ物や辛い食べ物の刺激が原因ではないかと思われます。
上記が原因で、小さな傷が出来る訳です。
通常、身体の修復作用が働き、傷口を塞いでくれる訳ですが、口腔内の衛生状態が悪化していたり、身体の免疫機能や、修復機能が前記の様に、何らかの原因で低下していると、炎症が拡大し、修復がなかなか進まず、痛い状態が継続するのではないでしょうか。
身体が、この様な状態になる原因は、病中・病後、睡眠不足や過労、ストレス、不規則な食事など、心と体の疲れから来ているものと推測されます。また、加齢や他の病気が原因で、体力が低下していることも考えられます。
口内炎にならないための一般的な対処方法
1)口の中を清潔にする。食後は必ず歯磨きやうがいを行い清潔に。
そして、口の中が乾燥しない様にします。
2)ストレスや疲労を溜めない様にし、睡眠不足にならない様、十分休養する。
3)食生活で栄養バランスの良い食事を心がける。
野菜をたくさん食べること。
ビタミンB群、Cを多く摂取し免疫力を高めること。
4)たばこは禁煙し、アルコールを控えること。
口内炎を1日から数日で治す方法と口内炎を短期間で治す10の方法!のまとめ
口内炎は本当に辛いですね。
口内炎を最短で治す方法を紹介しましたが
最も早く治す方法は歯医者さんでレーザー治療を受けることですが
時間が取れない場合には、口内炎パッチがオススメです。
しかし、口内炎になるってことは、今の生活は、不健康ですよと、言う体からのメッセージです。
自分の生活を振り返り、より健康になる様な生活習慣に変更しましょう。
規則正しい生活を心がけ、食事も栄養バランスの良い食事を摂る様に心がけ、しっかり休養し、睡眠時間を十分に取る様にしましょう。