インフルエンザ予防に最適な飲み物は「紅茶」!
インフルエンザ予防の三種の神器!は「うがい・手洗い・マスク」と数年前まで言われていましたが
最近では「うがい」の予防効果はあまり期待できないという結論に達しました。
「うがい」の代わりのように注目されたのが「嚥下」(食物や飲み物を胃にのみ下すこと。)です。
2019年1月21日に日本テレビ10時25分から11時30分放送の「バケット」という情報番組で
「緊急企画!インフルエンザ患者前週の3倍に今やるべき対策を医師が解説」
という特集を組んでいました。番組内でも「紅茶」の嚥下が最良の予防対策として紹介されていました。
この記事では、その番組内容と私自身の経験と感想をお伝えします。
Contents
インフルエンザ予防対策「紅茶の嚥下」が有効な理由
インフルエンザウイルスは気道粘膜に付着して
1個侵入すると16時間後には1万個!8時間後には100万個!!に増殖します。
そのため予防として「手洗い・マスク」で
インフルエンザウイルスが体内に侵入することを防ぐ対策を取る必要があります。
しかし、インフルエンザウイルスは気道粘膜に付着すると体内に入るまで20分しかかかりません。
そのため、「うがい」で予防するには20分おきに「うがい」する必要があります。
「うがい」をするためには洗面所に行く必要があり。
普通に生活していて20分おきに「うがい」をするというのはかなり大変です。
仕事中であれば、なおさらです。
そこで、注目されたのが「嚥下」
嚥下は気道粘膜に付着したインフルエンザウイルスを胃に流し込んでウイルスを無効化する事ができます。
20分おきに水分を取ることは「うがい」よりも簡単ですね。
ペットボトルや水筒を用意して20分おきに一口飲むだけでインフルエンザ予防に高い効果を発揮します。
「緊急企画!インフルエンザ患者前週の3倍に今やるべき対策を医師が解説」の番組の中でも
紅茶を飲んでインフルエンザ予防として他の飲み物を比較して紹介されました。
飲み物 | 感染阻止率 |
乳酸菌 | 24.1% |
ショウガ | 77.1% |
ココア | 91.5% |
緑茶 | 97.6% |
紅茶 | 99.96% |
特に紅茶は摂取後約15秒でインフルエンザウイルスを無力化できるので最強です。
以下は「緊急企画!インフルエンザ患者前週の3倍に今やるべき対策を医師が解説」
で紹介された予防対策を紹介します。
大流行している今だから特に金属類に気をつけろ!
ウイルスの生存期間は
衣服についた場合は約8時間から約12時間です。
そして金属(ドアノブ・エスカレーターや階段の金属製手すり)
などは約24時間から約48時間になります。
そのため金属類に触った場合は特に気をつけて、手洗い・アルコール消毒液・除菌シートなどで
インフルエンザ予防対策をしましょう。
今やるべき予防法
①マスクの装着
外出するときはマスクは必須アイテムですが
マスクの表面にはウイルスが付着している可能性が高いです。
マスクの表面には極力触らないようにして、マスクを外すときには
紐の部分に指を引っ掛けて外すようにしましょう。
②アルコール消毒と石鹸の手洗い
石鹸の手洗いはウイルスを60分の1から600分の1に減らすことができます。
アルコール消毒ではウイルスをを3000分の1に減らせます。
アルコール消毒の方が優れています。
自宅にいるときは石鹸の手洗いでも大丈夫ですが
外出先から戻ってきたときにはアルコール消毒液を使うことをオススメします。
外出中は携帯用アルコール消毒液や除菌シートを持ち歩く習慣を付けましょう。
③紅茶を飲んでインフルエンザ予防
冒頭でも書きましたが紅茶は感染阻止率99.96%なので
こまめに紅茶を飲むことを、オススメします。
20分おきが無理なら1時間に1回位は紅茶か緑茶を一口飲むようにしましょう。
家族の中にインフルエンザ患者がいる場合
・食事を一緒にしない
・部屋を共有しない
・インフルエンザに感染した人はマスクをする
・看病する方もマスクをする
・看病する前後にアルコール消毒で手洗い!
インフルエンザの特効薬
現在「ゾフルーザ」という新薬が普及するようになりました。
従来品のタミフル・リレンザ・イナビルが細胞内で増殖したウイルスが細胞の外に出ることを抑える効果があるのに対して
ゾフルーザはウイルスが細胞内で増殖することを抑える効果があることと1回内服するだけなので人気があります。
私は昨年インフルエンザに罹りましたが、その時処方されたのが「イナビル」でした。
「イナビル」も1回吸入するだけなので簡単です。
翌日には熱が下がり、かなり回復しました。
もし医師と相談して処方される薬を選べるなら「ゾフルーザ」か「イナビル」をオススメします。
参考までにインフルエンザ特効薬の価格は以下のとおりです。
薬品名 | 摂取方法 | 摂取回数 | 価格 |
タミフル | 内服 | 1日2回5日間 | 1170円 |
リレンザ | 吸入 | 1日2回5日間 | 1190円 |
イナビル | 吸入 | 1回 | 1600円 |
ゾフルーザ | 内服 | 1回 | 1730円 |
※お子さんが12才以下の場合は「イナビル」がオススメです。
内服するよりも吸入するほうが楽です。
それと「ゾフルーザ」昨年から提供された新薬ですので
副作用(下痢・頭痛・異常行動)などのデーターがまだ少ないです。
大人には問題ないです範囲とされていますが
12才以下の場合は副作用の心配があるので
何回も改良されてきた従来品のリレンザ・イナビルがオススメです。
以上が「緊急企画!インフルエンザ患者前週の3倍に今やるべき対策を医師が解説」
の内容でした。
インフルエンザ予防対策「マスク」をもっと詳しく
マスクには保湿効果と感染者がくしゃみや咳をしても
人に移す事を防ぐ効果もあります。
マスクは大雑把に分けて3種類あります。
①ガーゼマスク(織布)
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②不織布マスク
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③N95マスク
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インフルエンザ・ウイルスは0.3ミクロン以下と言われています。
①ガーゼマスクと②不織布マスクは網目が荒いので
インフルエンザ・ウイルスを通してしまうので効果がありません。
③N95マスクなら網目が細かくインフルエンザ・ウイルスを通しません。
しかし、網目の密度が高いため呼吸がしずらいという欠点があり、
長時間の利用には向いていません。
それに、N95マスクの形が好きになれません。
そこで、お勧めなのが、私も使っているマスク防菌スプレーです。
①ガーゼマスクや②不織布マスク着用前に裏・表スプレーするだけで、ウイルスや菌のマスクへの付着を24時間防いでくれます。
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インフルエンザ予防は紅茶!マスク!アルコール消毒!!のまとめ
インフルエンザ予防は紅茶!
紅茶に含まれる『テアフラビン』というポリフェノールの一種が、インフルエンザウイルスを不活性化します。
そしてもう一つ「紅茶」と言っても様々な種類の「紅茶」があります。
美味しいけれどミルクテーは駄目ですね。
ミルクに含まれるたんぱく質がテアフラビンと結合することで抗ウイルス作用が弱まってしまうためです。
冷たいものより常温か温かいものがいいです。
ただし、寝る前には飲まないほうがいいです。
紅茶にはカフェインが含まれているため「寝付き」が悪くなる場合があります。
紅茶でなくても水を飲むだけでもインフルエンザ予防の効果は高いです。
意識して「つば」を頻繁に飲み込むだけでもOKという意見もありました。