2019年 令和元年の夏は・・・・・
気象庁の発表した3か月予報によると今年の夏は平年並み。
つまり昨年のような猛暑になる可能性は低いようです。
しかし、平年並みとはいえ暑い夏になりそうです。
そこで、気になるのが夏バテですよね。
今回の記事は夏バテになる原因と夏バテの予防についてまとめていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください
夏バテの原因って何?
夏場になると食欲が無くなる、体がだるい、疲れが取れないなどの体調不良に悩まされる方は多いのではないでしょうか?
これらの大きな原因となるのが自律神経の乱れです。
夏場はエアコンを付けますよね。エアコンによる体の冷やしすぎは自律神経の乱れを招きます。
本来、私たちの体は汗をかき、体温を下げようとする機能が備わっています。
この働きを担っているのが自律神経です。
しかし、エアコンに頼りすぎていると自律神経の働きが鈍り体温調節が上手くいかなくなります。
自律神経は胃腸の働きにも大きく関わっています。
自律神経が乱れると当然、胃腸の働きも悪くなる為、食欲が落ちてしまいます。
食欲が落ちると食事をそうめんなど、さっぱりした麺類などで済ませてしまうこともありますよね。
すると疲労回復に必要な栄養素が不足してしまいます。
暑いと冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷たい物の飲みすぎは胃腸を冷やし、胃酸を薄めてしまうので食欲の低下を更に悪化させてしまいます。
夜の寝苦しさは睡眠不足の原因となります。
睡眠不足もまた自律神経の乱れの原因となります。
夏バテの原因のもう一つは大量に汗をかく事による脱水症状と電解質(ミネラル)の流出です。
体がだるくなったり、ぼーっとしたりします。
そのまま脱水症状が続くと熱中症になる危険性もあるので注意が必要です。
夏バテを予防するには
まずはエアコンの使い方です。
体の冷やしすぎを防ぐには外気温との差を5℃以内に設定しましょう。
扇風機を一緒に使うと高めの温度設定でも涼しく感じます。部屋全体を効率よく冷やす事もでき、電気代の節約にもなるのでおススメです。
寝る時はタイマーをセットしましょう。朝まで付けたままで眠ると体が冷えてしまいます。
次は食事についてです。
疲労回復に効果のある栄養成分一つ目はビタミンB1です。
ビタミンB1が多く含まれている食品は
豚肉
うなぎ
枝豆
などです。
ビタミンB1の吸収を高める硫化アリル、アリシンという成分を含む
ニラ
ネギ
タマネギ
ニンニク
などを一緒に摂ると効果的です。
二つ目はクエン酸です。
クエン酸は
梅干し
レモン
お酢
など酸っぱい食品に多く含まれています。
他に、カレーに含まれている唐辛子をはじめとする多くのスパイスは胃酸の分泌を促し、食欲を増進させます。
オクラや納豆、やまいもなどに含まれるネバネバ成分のムチンは胃の粘膜を保護し、タンパク質の吸収を高めます。
水分補給で注意したいのが、喉が渇いたからとビールを飲む事です。
アルコールは脱水作用と利尿作用があるので水分補給にはなりません。
ビールを飲むのであれば、必ず水分も一緒に摂るようにしましょう。
お茶やアイスコーヒーもカフェインによる利尿作用の為、水分補給には不向きです。飲むならカフェインの入っていない麦茶がおすすめです。
大量に汗をかいた時は電解質も一緒に摂取する必要があります。
スポーツドリンクも良いのですが糖分が多いので飲みすぎに注意して下さい。
飲むのであれば経口補水液の方がよりおすすめです。
まとめ
夏バテにならない為にはエアコンの使い方、食事、水分補給の3つがポイントです。
今回紹介した事を参考に猛暑を乗り切って頂ければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。