夏休みの宿題を終わり頃までためてしまうお子さんがいる家庭では、夏休みが始まってすぐに「早く宿題をしなさい」「もう終わったの?」なんて口うるさくしかってしまうものです。
しかし、そのせいでかえってやる気を失くしてしまうというお子さんも多いもの。
親も子もイライラしないために親の立場からはこんなことをしてあげてください。
1 子供部屋を涼しくする
よく聞くのは「午前中の涼しいうちに勉強しよう」という言葉です。暑くなってくると頭がぼーっとして集中力が下がるので大切なことですね。
ただ、毎日午前中に勉強できるわけでもないですし、午前中でもすでに暑い日はどうしたらいいのでしょうか。
そんな日のために部屋自体を涼しくなるような対策をしてみましょう。例えばカーテンを替えてみることです。
遮光カーテンに替えることで部屋の中がちょっと涼しくなりますし、普通のカーテンの裏に付ける遮光ライナーというものも販売されています。
他には当然ですが子供部屋にもエアコンや扇風機をつけてあげること、空気の流れを良くすること、日光が当たり過ぎない位置に机を置くこと、接触冷感グッズをあらゆるアイテムに取り入れることなどがおすすめです。
2 夏休みの予定を分散させる
旅行の予定を集中させないことも親が子供にしてあげられる対策です。
どういうことかと言いますと、予定が分散しているおかげで「この日までにここまで終わらせる」と計画が立てやすくなり、こつこつ進むことで適度な達成感を得られます。
そして「あとちょっとだ!」という錯覚すら覚えるというメリットがあるんです。
あとちょっとだから頑張ろうという意欲は宿題を早く効率よく進めるためのモチベーション維持として欠かせないことなので、お子さんにはぜひ感じてもらいたいですね。
家族の旅行の計画も子供の宿題も親がカギを握っているというわけです。
3 やる気がわかない時に無理にやらせない
大人だってやる気がわかない時はあります。
お子さんがどうしても勉強をしたくない気分ならどこかに連れ出してあげたりちょっと食べさせる、ちょっとゲームをさせる、そんな方法で気分転換をさせましょう。
いつもガミガミうるさいとどんどん耳を傾けてくれなくなります。
理解のある親でいることも大切ですね。
まとめ
夏休みの宿題をしているか監視するのではなく、どのくらい頑張ったかたまに目を通して褒めてあげるようにしてください。
見せてごらんと取り上げてはいけません。さりげなく見て「すごい!丁寧に書いたねぇ」といったあたたかい雰囲気の中で褒めてあげ、子供のやる気に繋げていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。