年々気温が上がっていく中で、脱水症や熱中症になりやすい状況となってきています。
特に夏場には熱中症にかかる人が多く、最悪の場合には命の危険にもつながるので注意が必要です。
この記事では熱中症や脱水症状とはどんな症状なのか?
予防するためにはどうしたら良いのか?
について紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
熱中症の症状とは?
熱中症の症状は様々ありますが、めまいや立ちくらみなどの症状を起こすことがあります。
こういった症状が初期に出る場合も多いので、その時点でしっかりと水分補給をするようにしましょう。
また汗をかく量がいつもと違って、どんどん流れ出るように出てきて違和感を感じることもあります。
頭痛がしてきたり、体に力が入らずにぐったりとした症状が出てきたりすることもあります。
症状が重度化してくると、歩いていてもふらふらとしているようでまっすぐに歩けていない、呼びかけても反応をしない、返事がおかしいといったことが起こります。
吐き気や嘔吐を伴う場合もあります。
最悪の場合は意識障害やけいれんを起こすこともあります。
この状態になると、すぐに医療機関の受診が必要になります。
熱中症の予防方法とは?
熱中症の予防方法として大事なことは、こまめに水分補給をするということです。
気温が高くなると汗として体から水分が出ていき熱中症を引き起こしてしまうので、水分を補給していくことが大事になってきます。
高齢になってくると喉が渇いているという自覚症状が薄くなっている場合もありますし、幼児の場合は遊びに夢中になっていて水分をとることを忘れていることもあります。
こういった人には周りが声掛けで水分を摂取させていくことが大事です。
口の中が乾いたら体中の水分の量が減っている証拠ですが、口の中が乾いてから水分を取るのは遅いので、口の中が乾いたなと感じる前からこまめに水分を摂取することをおすすめします。
また飲むものでも変わってきます。
夏場といったらスポーツドリンクを思い浮かべる人も多いと思います。
確かにスポーツドリンクにはたくさんの栄養分やミネラルが含まれていますので汗をかいているときにはいいですが、スポーツドリンクはどちらかというと甘いですよね。
しかし、スポーツドリンクには砂糖が含まれているので大量摂取はおすすめできません。
そんな時に飲むといいものは、経口補水液のようなものや砂糖などの添加物が入っていない水、そして麦茶などがおすすめです。
ですが、これらをキンキンになるまで冷やして飲むことはおすすめしません。
なぜなら、冷たいものを一気に飲むことで、内臓が冷え切ってしまい、下痢を引き起こす場合があるからです。
下痢はさらに脱水症状を悪化させてしまうので、冷たい飲み物は控えましょう。
夏場には戸外に出る時には、暑さを防止するグッズを身に付けることも大事です。
帽子をかぶる、日傘をさすなどして陽射しを防ぐことが基本になりますし、冷却シートを首元に巻いたりして体が熱くなるのを防ぐことも大事です。
戸外で活動をする際には、長時間陽射しの中で活動をするのではなく、こまめに休憩をしてできれば陰があるところで休む時間を作ります。
麻や綿など通気性の良い素材の服を着たり、UVカットができる服を着るということでも予防ができます。
熱中症は室内でも起きます
夏場は室温も高くなるので、エアコンを適度に使用していくことで、暑さを解消していくことも大事になってきます。
体調が崩れていると熱中症になりやすいので、体調を整えておくことも大事です。
日々の食事をバランスよくしっかりと食べて、睡眠をしっかりと摂るなどして体調管理に努めることで、熱中症の予防ができます。
熱中症にならないために日々の生活の中で気を付けて、予防していくことが大事になってきます。
自分の身にいつ起こってもおかしくないと認識しておくことが大事です。
まとめ
以上、脱水症状と対策についてまとめました。
これからの季節は脱水症状や熱中症の患者が増える季節でもあります。
誰でもなる可能性はあるので、今からでも脱水にならないように対策をしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。